プログラミングの勉強を始めたいけど何から始めればよいのか分からない!
どうせ必要ならプログラミングと英語の勉強もしたい!
データサイエンスの基礎を体系づけて学びたい!
本日はそんな方に向け、データサイエンスの基礎が学べるオンラインラーニングプラットフォームのData Campを紹介します!
筆者は半分独学でプログラミングを勉強していますが、Data Campに出会ってもっと早く知っておけば!!と痛烈に感じました。
それぐらいpythonの基礎とデータサイエンスに必要な要点が体系的に学べるサービスになっています。
本記事には実際に筆者が体験した上で感じたメリット/デメリットもまとめていますので、ご自身に合っているか確かめる参考にしていただければと思います。
それでは始めましょう!
こんな方におすすめの記事
- python/Rを用いたデータサイエンティストをこれから目指したい方
- 新しくpython/Rの勉強を始めたいが何からすればよいか分からない方
- 副業収入としてプログラミングで収益を立てたい方
本記事の信頼性
筆者はプログラミング歴ゼロから独学1年でpython副業にて月5万円の収益を実現。
現在は本業でもデータサイエンティストとして働きながらPythonを中心としたプログラミング基礎をブログにて発信しています。
データサイエンティストに独学でなる方法は?
私自身プログラミングを半分独学で学びました。
しかしながら、実体験としてなかなか自分で順序よく体系付けて学ぶことが難しいと感じていました。
この勉強方法が正しいのか常にもやもや、学習本を読んでも分からないことが多すぎて立ち止まる。。
プログラミングの勉強を始めた方なら必ず思うことかと思います。
まとめると初心者が体系付けて学ぶのが難しいの理由は以下かと思います。
- 本の解説を手を動かすやる気が湧かない。結局コピペで満足、、
- 諸学者には必要な学習ステップが分からない。どこを絶対に抑えておくべき!?
- プログラマーといっても千差万別。自分はどこへ向かってるのか分からない、、
私も機械学習を学びたい一心で本を読み漁りましたが、pythonの基礎も分からないまま学習していたので土台が出来ないまま応用問題を解いてるような感じがずっとしていました。
そこで出会ったのが【Data Camp】です。
Data Campでは学習ステップが非常にわかりやすく明示されており、近年需要の高まるデータサイエンティストの基礎を独学、最速で学べると思います。
まだまだ日本国内では広く知られていませんが、評判はとてもいいです。
半年前に少しPyQをかじりましたが、忙しくて途中で辞めてしまいました。今回はまとまった時間があるのでdatacampを始めました。datacampは英語の勉強にもなり、一石二鳥でおススメです。
— ponto@python勉強中 (@ponto67565063) April 5, 2020
#DataCamp をやってそろそろ4ヶ月。
— 羽田野健 |合同会社ネス (@NessKraft) August 15, 2021
知識やスキルの発達は細胞分裂のプロセスに似ていると思っているけど、今回ゼロから新しいことを始めてみて、4ヶ月なりに知識とスキルがどんどん増大していくプロセスを体験したので、図にしてまとめてみた。
カオス化したので整理の段階。 pic.twitter.com/dWvA75tuSs
datacamp久々に触っているのだけど、自分がやりたい教育はここに集約されているわ。datacampのコースで単位をあげれれば教育としてはそれで十分。。。英語・統計・プログラミングが同時に習得できるので素晴らしいと思うのだけど。
— 森 知晴/Tomoharu Mori (@tomo_econ) August 26, 2021
#DataCamp という
— セルイノ@データサイエンティストへの道 (@selino999) March 7, 2020
オンライン学習を利用しています。
データサイエンティストや機械学習の#Progate のような感じです。
英語が苦手なので、
英語も一緒に学べるかと思い、
チャレンジしてます
Macだとトラックパッドを3本の指で
わからない英語をタップすると
翻訳がでるので、最高です
毎日@DataCamp進めるの楽しい。調子いい日はもちろん、イライラしてるときも、なんか気分乗らないときもやりたいことがある毎日最高。
— あべこう (@abekou190612) August 9, 2019
医師からGoogleに転職されたLillianさんもDataCampで基礎を学ばれていたようですね。
もっと早く出会いたかった、、
Data Camp (データキャンプ)のサービス概要
データキャンプは米国が提供するオンラインデータサイエンス学習プラットフォームです。
上述したようにまだまだ日本国内では認知されていませんが、世界各国で高い評価を受けています。
以下引用です。
オンライン・データサイエンス学習「Data Camp」が2,500万ドルを調達。Python、SQLに代表されるプログラミング言語を中心に実践的なデータサイエンス向けカリキュラムを受講できるサービス。現在334万人のユーザーを獲得しているだけでなく、コース修了率が60%を超えていることから習得までのサポートが充実している。また1,000社を超える法人顧客も抱える。
https://thebridge.jp/
学習のサイクル
Data Campには確実に学習した内容を身につけるために最適な学習サイクルが組まれています。
インプットのみではなく、アウトプットのための仕組みがとてもよくできています。
また自身でプログラミング環境を整えずとも、web上インターフェースでプログラミングを手をうごかしながら学べます。
なのでプログラミング初心者がハマりがちな環境構築が不要なだけでもかなり時間短縮できます。
豊富なプランが用意されており、「あれ学びたいなぁ」と思ったら検索すれば大方の学習コースは準備されています。
少なくともPythonに関しては初心者レベルから実務レベルまですべて網羅されていることは筆者自身の体験から保証します。
Learn
2-4時間の豊富な学習コースが準備されており、5分程度の説明動画の後、具体的な手を動かした実践課題を行います。
実践演習では左側に英語での解説、設問が表示され、右側にコーディング画面が表示されるのでブラウザ上で手を動かしながら回答します。
各回の説明資料をPDFでダウンロード可能で、それ自体が非常に分かりやすくチートシート(プログラミング時の参照コード)として十分応用可能です。
Practice
Learnの学習コースで学んだ内容を時間制限なしでテストします。
簡単に自身のレベルの表示と回答が得られます。
自分自身の弱点と理解不足な場所が明確になるので、効率的に学習できます。
Apply
Web上のJupyter Notebookで実際に存在するデータセットを用いてデータ解析/編集を行います。
この演習はデータサイエンティストの実務と同じと言っても過言ではありません。
データを可視化し、傾向を捉える、その一連の流れをJupyterNotebookで行えます。
JupyterNotebookも実際と全く同じものがDataCamp上のブラウザで使用できるので環境構築は不要です。
まずは自分のPCに環境構築をする前にこちらでJupyterNotebookに慣れるのがよいかも知れませんね。
Assess
学んだ内容を時間制限付きででテストします。
時間制限があるので本当の意味で使える知識になっているのかを最終チェックできます。
結果では全体の受講者における自身のレベルの確認ができるので、ライバルに負けない様に競争心を煽られます。
負けず嫌いの方にはおすすめです!
身に付けるにはやっぱりアウトプットがもっとも重要だよね!!
おすすめの活用方法
学習サイクル以外にも様々な機能がDataCampには続々と用意されています。
その中で著者おすすめの活用方法に関して以下にまとめました。
WorkSpace / Certificateをフル活用する
DataCamp内で自身のノートブックを公開できるWorkSpace機能やData Scientist / Data Analystとしての資格を証明するCertificate機能が追加されました。
WorkSpaceでは定期的にDataCampが提示するデータを解析し、その内容を競うCompetitionも開催されており、入賞すればAmazon Gift券がもらえたり、年会費が無料になったりとお得満載です。
残念ながら入賞には至りませんでしたが、私も以下でWorkSpaceでNotebookを作成し、公開しています。
このようにWorkspaceを利用することで自身のPCに環境を準備せずともコーディング環境が準備できるので学習時間のムダがないうえ、Competitionに参加することで技術も磨かれます。
Certificateに関しては日本国内におけるデータサイエンティストを名乗れる資格はまだまだないため、転職時に実力を示すための手法としてこのようなプラットフォームにて資格認定を取るのも良い手かもしれません。
実績を積んでLinkedinに載せちゃおう!
コーディングテスト対策に活用する
昨今は国内でもデータサイエンティストの転職時にコーディングテストが課されることが増えているようです。
そんな際にDataCampではコーディングテスト対策コースも準備されています!
Pythonコーディングテスト対策コース
なかなかコーディングテスト対策をまとめて行えるプラットフォームはないため、学習からテストまで一気通貫してできるサービスは貴重かと思います。
私自身も転職時に本コースを受け、 そんなやり方があったのか!と目から鱗でした。
ぜひ転職のコーディング対策を考えている方にもおすすめしたいです。
1ヶ月だけ短期で集中してやりたいコースだけやるのもありかもね!
学習コンテンツ / 費用
学習できる言語
学べる代表的な言語には以下があります。基本的にはデータサイエンティスト向けのコースが豊富です。
特にPython,R,SQLに関しては充実しておりData Camp内で頻繁に使用するような構文はすべて学習できます。
各言語の学習コースは全部で381コース準備されています(2022年5月現在)
Python/R/SQLはデータサイエンティストの必須言語!それらが豊富なコースで学べるのは最高だね!
サブスクリプション価格
もっとも気になる点、価格です。
個人ではDataCampが用意する学習コースすべてを受けられるPremium Courseがおすすめです。
Premium Courseであればまとめての年払いで3,500円/月、月々払いで5,000円/月程度です。
コースの分量的に一ヵ月で全部やるぞ!ってことは難しいので腰をすえて学習したい場合は年払いのがおトクかと思います!
会員登録すれば無料コースをトライできるのでまずは試してみることをおススメします!
上記の学習サイクルのメリットが感じられますよ!
プログラミングスクールに通うことを考えればかなり抑えた出費で学習できると思います。
しかも内容は間違いなく支払い金額以上のものです!
Python/R/SQLはデータサイエンティストの必須言語!それらが豊富なコースで学べるのは最高だね!
Data Campのメリットとデメリット
Data Campのメリット/デメリットは以下です。
ご自身の状況と照らし合わせてData Campが自分に合う学習プラットフォームなのか参考にしてください!
メリット
- 豊富な学習コースが準備されている (全381コース )
- 学習環境の構築が不要
- データサイエンティストとして必要な言語(Python/R/SQL)の学習プランが豊富
- 学びたいキャリアを選択すれば適切な学習プランを提示してくれる
- 確実に身に付けるための学習サイクルが組み込まれている
- 転職時ののコーディングテスト対策までカバーしている
デメリット
- 解説、説明がすべて英語 (動画の日本語キャプション、Google翻訳は使用可能)
- html/CSSなどのWeb開発言語の学習プランはない
英語に関してはデメリットはありますが、見方を変えればメリットでもあります。
というのも英語を学習、読解することはデータサイエンティストになるうえで避けられないからです。
それには以下の理由があります。
- 機械学習の分野に関する新しい情報は海外の物が多い
- importして使用するライブラリの公式サイトの解説は英語 ( Scikit-Learn, Pandas, Numpyなど)
- KaggleなどのCompetitionを目指すのであれば英語はマスト
なのでデータサイエンスにおける専門用語を同時に学べるのはプラスと捉えましょう。
ただどうしても英語がわからず、非効率になりそうだなぁと心配の方も安心してください。
Google翻訳最強です。(笑)
Chromeブラウザで行うのであれば以下のようにワンクリックで英語->日本語に変換できます。
英語のできるデータサイエンティストを目指すならベストだな!
その他のオンラインプログラミング学習サービスとの比較
日本国内の同様のサービスとしてprogate、pyQがあげられるかと思います。
以下比較表です。
Datacamp
学習できる言語/種類 : Python/R/SQLが中心
コース数 :全381コース 1コース当たり3-4時間
難易度 : 中レベル (初学者-中級者向け)
価格 : プレミアムプラン 3,500円/月
*年払いの場合の月々あたりの金額
pyQ
学習できる言語/種類 : Python/SQL/Webアプリ開発
コース数 :全16コース 1コース当たり30-50時間
難易度 : 全レベル (初学者-実務活用まで)
価格 : ライトプラン3,040円/月
スタンダードプラン8,130円/月
Progate
学習できる言語/種類 : HTML/CSS/Java Script/SQL/Python等
コース数 :全87コース 1コース当たり10時間程度
難易度 : 簡単 (初学者向け)
価格 : 980円/月
初学者で全くプログラミングを学んだことがない方はまずProgateから始めてもよいかもしれません。
ただ将来的に活用できるレベルまでもっていきたいのであれば、PyQかDataCampに分配が上がると思います。
価格と学習のサイクルに特化したプラットフォームの仕組みを考えるとData Campが個人的にはやはりおススメです!
よく考えて自分にベストな学習プラットフォームを選ぼう!
まとめ
この記事を読んでいただいている方なら誰もが一度はプログラミングがすらすらできるようなかっこいいプログラマーになりたいと思ったことがあると思います。
今こそ、その一歩を踏み出す時です!
私はプログラミングを学ぶことでかなり人生が変わりました、パソコン一台あれば戦えるのはかなり強いです。
DataCamp等を通して学んだPythonの基礎をベースに副業でも確実に収入を伸ばせています。
世間の状況を考えても世界各国に遅れて日本国内のIT化の流れは劇的に変わってきています。
本当に近い未来PythonやRをExcelの代わりに誰もが使わなければならない未来が来ても全くおかしくありません。
AIに使われる人間ではなく、使う側の人間になれるようプログラミング学習に乗り出しましょう!
本記事が少しでも皆さんの背中を押すことができたのであれば幸いです。
以下本日紹介したData Campご参考です!無料で学習開始できますのでぜひ活用ください。